国立医学部生masoの日記

思ったことをだらだら垂れ流します

生物前提なん先言って

受験勉強に明け暮れようやく医学部入試を通過した喜びも束の間、医学部生が直面する最初の壁があります。

それが生物です。

 

入っていきなり解剖や実習をやるわけにはいきませんから、医学部の一年前期は高校生物+αの内容で細胞や遺伝などの生命に関わる基本事項を学びます。

これが物理選択者にとってはかなりきついんです。当たり前のように知らない用語が飛び交います。知らない用語で知らない用語の説明がなされ、それが知らない用語で補足されるなど、数珠繋ぎのように知らん用語が続いていきます。医学部生なら誰もが一度は生物選択者のことを羨ましく思った経験があるでしょう。

 

基本的に大学側から物理選択者への救済措置は与えられません。必然的に自力で高校生物を学ぶか、生物選択者の知り合いを作っておいてその人から教えてもらうことになります。

医学部生が乗り越えなくてはならない最初の壁ですね。

この壁を越えた後にも膨大な量の暗記、度重なる試験、解剖・・・など次々に苦難が降りかかってきます。受難の多い医学部生は学年が上がるごとに篩にかけられ、その度に脱落者が現れることになります。。

自分の大学は割と緩いのですが、カリキュラムのきつい大学の様子を見てるとマジで大変そうです。カリキュラムの緩さってのも、医学部を選ぶ際の重要な基準になりそうです。

 

ここまで記事を読んでくださりありがとうございました‼︎

医学部を目指す受験生の方がいらっしゃれば是非参考にしていただけると嬉しいです。